PREP法とは
PREP法(読み方:プレップ法)とは、プレゼンや会議、報告など、さまざまなシーンで使える説明の構成です。PREPは、「Point(結論)」「Reason(理由)」「Example(具体例)」「Point(結論)」の略で、PREP法はこの順番に当てはめて説明します。
- Point :要点(結論・主張)
- Reason :理由(結論にいたった理由・そう主張する理由)
- Example:具体例(理由に説得力を持たせるための事例・データ・状況)
- Point :要点(結論・主張)
DESC法とは
DESC法(読み方:デスク法)とは、相手に納得感を持たせることに長けたフレームワークです。事実を共有したうえで、自分の考え、提案という段階を踏むこと、結論ではなくあくまでも提案であることから、柔らかい印象を与えられます。よって、相手を不快にすることなく自分の意見を伝えられるのが良さです。
- Describe :描写する(相手の行動や解決しようとする問題の状況について客観的に描写する)
- Explain :説明する(自分の主観的な気持ちを述べる)
- Specify :提案する(同じ意味を持つ候補に置き換えられる)
- Choose :選択する(選択する、結果を示唆する)
PREP法とDESC法の違い
PREP法は簡潔で分かりやすく、スピーディーなのが特徴です。自分の主張を伝えやすいフレームワークでもあります。一方で相手との条件のすり合わせなどが必要なケースには向きません。
その点、DESC法は、相手の意見を尊重しつつ話を展開していきますので、相手と折り合いをつけつつ、考えや気持ちを伝えることに長けています。
プレゼンのように自分の主張をストレートに伝えるのが有効な場合はPREP法、上司への相談や承認をもらいたい場合など1対1のやり取りはDESC法を用いるのがいいでしょう。