OpenMTPを使用してAndroid端末をMacに接続する際の注意点

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注意点

MacでOpenMTPを使用してAndroidデバイスとデータ転送を行う場合、Google Driveなどのクラウドサービスが動作していると正常に機能しないことがあります。そのため、OpenMTPを利用する際は、以下の手順でGoogle Driveを停止する必要があります。

Google Driveの停止方法

  1. システム設定 → 一般 → ログイン項目からGoogle Drive.appを削除。
  2. ログアウト後に再ログインして停止を確認。

iCloud

  • iCloudは問題なく動作する場合もあります。
  • 再度Google Driveを利用する場合は、ログイン項目に再登録し、同様にログアウト・ログインしてください。

この手順を守ることで、MacとAndroid間のファイル転送がスムーズになります。

引用:https://mlabo.org/1068/

接続時の基本的な手順

  1. OpenMTPをインストール

    • OpenMTP公式サイトから、使用しているMacのプロセッサ(Apple SiliconまたはIntel)に対応したバージョンをダウンロードし、アプリケーションフォルダにインストールします。
  2. USBケーブルで接続

    • 高品質なUSBケーブルを使用し、Android端末とMacを接続します。スマートフォンの画面ロックを解除しておく必要があります。
  3. Android側の設定

    • Android端末で通知バーから「USB接続用途」を選択し、「ファイル転送(MTP)」モードに設定します。
  4. OpenMTPの起動

    • OpenMTPを起動すると、左ペインにMacのファイル、右ペインにAndroid端末のファイルが表示されます。認識されない場合は「Refresh」アイコンをクリックしてください。

注意点とトラブルシューティング

1. 他のアプリとの競合

  • Google DriveやDropboxなどのクラウドサービスがバックグラウンドで動作していると、OpenMTPが正常に動作しない場合があります。これらのアプリを一時的に終了してください。

2. USBケーブルとポート

  • 不良品や規格が合わないUSBケーブルでは接続が不安定になることがあります。別のケーブルやポートを試してください。

3. Android File Transferとの干渉

  • Android File Transferがインストールされている場合、OpenMTPと競合する可能性があります。この場合はAndroid File Transferをアンインストールしてください。

4. Android端末の許可設定

  • 一部のAndroid端末では、接続時に「このデバイスへのアクセスを許可しますか?」というダイアログが表示される場合があります。この許可を与える必要があります。

5. macOSバージョンの影響

  • macOS VenturaやSonoma以降では、Android File Transferが正常に動作しないことが報告されています。OpenMTPはこれらの状況でも推奨される代替ツールです。

6. OpenMTP設定

  • OpenMTPの「自動デバイス検出(USB Hotplug)」機能を有効化することで、接続がスムーズになる場合があります(設定メニューから有効化可能)。

その他のヒント

  • ファイル転送速度や安定性を向上させるため、高速対応(USB 3.0以上)のケーブルを使用することがおすすめです。
  • 大量または大容量ファイル転送時には、OpenMTPがAndroid File Transferよりも適しています。

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